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人が生きていくためには日々を重ねなければならない。 重ねた日々はやがて大きくなり決して変わらぬ不変の物となる。 それを歴史と人はいう…
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航空機、人型兵器、天文、物理、古生物、人類史等
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はぁ・・・眠い!! まぁ理由は言わんよ、主に3人はその原因がわかっているだろうから。
さて、今日の話題は深夜に地震があったからそれにしようと思ったんだが、ふと雷が頭に浮かんだのでそちらを優先していきましょう。
では続きからどうぞ

雷は現在でこそ電気の一種であると知られているが、それが電気であるとわかったのはほんの200年前であり、それまでは神の怒りとかなんとかで、他の自然現象と同じく人知の及ばぬ自然の脅威として畏怖されていた。
発見したのはアメリカの科学者である、「ベンジャミン・フランクリン」である、この人は科学者であると同時に政治家でもあり同時期に初代アメリカの外交官なんかもやっており、その他本も書いている守備範囲の広い人物である。
で、どうやって調べたかというとなんと雷の中、凧を上げて、それに付けた試験管に電気がたまったことから雷が電気であると発見したのである。
今の視点から見れば危険極まりない方法であり、事実これをやったロシアの科学者は雷に打たれて死亡しているのでとりあえずやらないでいただきたい、死んでも責任取れないので・・・
ということで、電気と認識されている雷であるが、あれは実は静電気であり、その発生プロセスも下敷きで頭をこすって髪の毛を浮き上がらせるというものと余り変わらない。
実際の発生までの経緯は、まず暖まった空気の上昇気流に乗ってどんどん雲が大きくなっていき、それに伴い高空に達した水蒸気が氷の結晶となりそれが上昇気流に動かされて激しくぶつかり合うことで互いの正の電荷と負の電荷の静電気が生じ下部に負が上部に正が溜まっていく。
それがどんどん溜まっていきやがてその電位差が空気の許容する限界を超えると溜まった電子が動きだし気体中の原子と衝突し、その時に陽イオンを発生させこれが電子とは逆の動きを行い電子を放出・・・とどんどん連鎖していく。
このことにより下へ向かって電流が流れ出す。
そして注目すべきことは地上からも雲に向かって放電を行うことである、これは雲の下部に溜まった負の電荷に地上にある正の電荷が反応してそちらへ向かっていくのである。
また、もう一つ注目すべきことは夏に起こる雷と冬に起こる雷とでは電流の方向が逆であることである。
下敷きと同じ理屈ながらも規模が全く違うため威力は凄まじく1回の放電量は数万~数十万アンペア、電圧は1~10億ボルト、電力量換算で平均約900ギガワット(=100ワット電球90億個分相当)に及ぶ、だが時間にすると1/1000秒程度でしかない。
また、通り道である空気は基本的には不導体ではあるがそれだけのエネルギーのため、無理やり地上に放電させてしまう、だがこのときには膨大な熱が発生(2 万度~3万度)して周囲の空気を膨張、更には瞬間的な真空にするためそこに流れる空気の振動と元の衝撃波により強烈な音が発生する。
その他、不導体を無理やり通るため強い抵抗にあいまっすぐには進まずジグザグに進んでいく、これが僕らがよく言う稲妻である。
そして稲妻は非常に強い抵抗に合うため出来るだけ近い位置に進もうとする、これが俗に言う高い場所は危ないである。
ちなみに水に落ちると水は電気を通すため助からないと思われがちであるが雷のエネルギーをもってしても水中にまでエネルギーを運べないため1mの深さもあれば十分に助かれる、しかし当然水面上に顔を出していればそこを伝わる電流によりアウトである。
雷は直撃すればほぼ死亡であるため、その回避は必須の自然災害である。
もっとも簡単な方法は屋外に出ないことであるがもし、落雷が家に落ちればそのときの衝撃波と発生する火災で家を失ってしまう場合もあるので注意が必要である。
また、稲妻の光は光速で進んでいくが音は音速で進むため当然ながらその速度分の誤差がでる、このことによって非常に簡易的ではあるが雷が落ちた場所との距離が測ることが出来る。
方法としては雷が光った瞬間から音が鳴った時間までを数えそれを340倍にしたmが落ちた場所との距離である。
まぁわかったところでどうしようも無いんだが・・・避雷針のある施設へ逃げるか高い場所が無かったらとりあえず身をかがめるのが一番安全だな。
もっと安全策は無いのかよという方はここを見てもらえればいいと思う。
とまぁここまで書いたが実はまだ雷はわかっていないことが多く近年は地上だけでなく雲より高い空へ放電する現象も確認されている。
興味のある方はここを見てもらえればいいと思う。
じゃ・・・ねむいんで・・・
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