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人が生きていくためには日々を重ねなければならない。 重ねた日々はやがて大きくなり決して変わらぬ不変の物となる。 それを歴史と人はいう…
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2650/07/25
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航空機、人型兵器、天文、物理、古生物、人類史等
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さて、更新久しぶりですね。
そして報告が一つ、「マックグリドルはあんま美味しくないです。」
この間、ふと食べる機会があったのでちょっと食してみたのですが・・・微妙。
無意味に甘いパンケーキにはさまれた肉がしょっぱいことってなんの、確かに不思議な味ではありましたが所詮それまでです。
アリかナシかと聞かれれば僕は迷わずナシを選ぶでしょう、よく分からなさの謎が強調されている食品としていいのか?という疑問がわくものですが確かに味は謎でしたね。
まぁ、話題作りにはいいと思いますよ、それ以外には決してお勧めしませんが。
ところで今日は、食品の話を切り出したので続きで軍用の糧食の話をしたいと思います。
ということでいつものごとく続きをどうぞ


軍事活動依然に人間いや動物にとって食事とは必須の行いであり生命活動を行うための最重要行動である。
生きていれば当然エネルギーを使うわけであってこれは安静にしていても変わらない。
ことに軍事活動は平時の時よりも遥かにエネルギーを消費するため、平時のときよりもむしろエネルギーを多く摂取しなければならない。
ジャングルや山、砂漠だって戦場になりうるわけであるのだから、多量のエネルギーを使うかはお分かりいただけるであろう。
また、食事を取らないことによる体力的な面での低下もそうであるが精神的な面でも食事は安定に多大な貢献をしており、これを怠れば兵の士気に影響が出るのは常識である。
そして、軍事活動特有の問題としてなるべく食べるときの手間やごみは省かなくてはならない、ごみがあればそこにいたということが敵に容易にばれてしまい作戦行動に支障をきたすし、いつ何時襲ってくるかもしれない戦場でのろのろと食事に時間をかけるのは自殺行為である。
そしてもちろんどんな環境にも耐えられ、更に賞味期限が長くなければならないのは言うまでもない。

ということで軍用の糧食に求められる条件は以下である

・    最低限の量で効率的に栄養が取れること

・    なるべく食べる際にごみが出ないこと

・    食べるのに手間がかからないこと

・    悪環境でも長期保存が可能なこと

という感じである、無論これは最低限の条件であり、いくらこれを兼ね備えていたって味が悪ければ食べる気がしないのが人間なので第5の課題として味は含まれているし、食べて飽きがこないのも重要な課題である。

ということでこれらを踏まえて古代からさまざまな食品が生み出されていった。
有名どころでは鰹節がそうである、あれは古代の軍用糧食として作られたものであり、昔はもっと柔らかくして花鰹にしなくても食べられるようにしていた。
あとは「ほしいい」なども有名である、これは作り方が極めて簡単であり炊いた米を水で洗い、干すだけである。
そのまま食べてもいいしお湯で戻すとおかゆにもなる。
この手軽さがうけた用でこのほしいいはなんと平安時代から戦国時代の長きにわたって軍用糧食の主役に立っていた。
そして現代に戻すと軍用糧食の主役はアメリカ軍が開発したMRE(Meal, Ready-to-Eat)であろう。
これは先の4つの条件+味とバリエーションを徹底的に追求した代物であり、2005年時点で24種類が存在している。
MREの種類
No.01 グリルド ビーフステーキ            No.13 チーズ トルテリーニクラッカー
No.02 ボンレス ポークチョップ             No.14 パスタ ウィズ アルフレドソース
No.03 ビーフ テリヤキ                          No.15 ビーフ フランクフルト
No.04 ハム スライス                             No.16 チキン ウィズ タイソース
No.05 グリルド チキン                          No.17 ビーフ ラビオリ
No.06 チキン ウィズ ヌードル              No.18 ターキーとポテトのグレイビーソース
No.07 チキン ウィズ サルサ                No.19 牛肉のマッシュルームソース
No.08 チキンライス                              No.20 スパゲッティー ウィズ ミートソース
No.09 ビーフシチュー                          No.21 チキンシチュー
No.10 チリマカロニ                              No.22 ポーク チャウメン
No.11 パスタ ウィズ ベジタブル          No.23 チキン ウィズ カヴァッテリ
No.12 黒豆と米のブリトー                  No.24 ミートローフ ウィズ グレイビー
中身も大変豊富で
メインディッシュに炭水化物系でパンやご飯、クラッカーなど、デザートにフルーツやケーキ
飲み物も粉末状になったのを水で戻して飲むといった感じである。
その他、あったかくなきゃ食べられないという方のために水で発熱するヒーターも付属しておりいつ何時でも暖かい食事が食べれる用に工夫されている。
まぁ、開発初期は味のほうは酷かったらしく、MREをもじって「誰もが食べることを拒否したメニュー(Meals Rejected by Everyone)」や「食べ物に似た何か別物(Materials Resembling Edibles)」などの不名誉な別称が付けられている。
現在、味のほうは劇的進歩を遂げているようであまり酷いというような話は出ていないようであるがそれでもはずれはあるようだ。
特に飲み物系は酷いようであるが食べたことが無いので詳細は不明である。
この他に各国で軍用糧食は開発されているが文面がやばいほど長くなるので割愛させていただく。
そして最後に我らが日本の自衛隊の糧食を紹介させていただく。
自衛隊の軍用糧食には頑丈で長持ちするが重くて持ち運びに不便でかさばる缶詰タイプのⅠ型と軽くて加熱もすぐでゴミも少なく済むけど、缶よりは衝撃に弱いⅡ型がある。
はずれのある米製に比べてやはり国産メーカーが作っている自衛隊の軍用糧食は日本人の舌に合っているようで実際写真を見る限りでは非常に美味しそうに見える。
写真を見てみたいという方はこれを見てくれればよく分かると思う。
とまぁ、こんな感じで今日は終わりである。では・・・
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